あえてサポートしないという選択

2019年10月27日





ライトレ生、九州No.1を決める大会の決勝戦でマウンドに立ち見事に優勝を決めてくれました。


高校時代、ドラフト候補選手。大学で成長して、プロ野球の世界にと飛び込んだ大学野球の世界。

なかなか結果がでずに、苦しいシーズンが続きました。

自分もこんなに苦しむとは思っていませんでした。

大学に進学してからも頻繁に連絡をとっていました。

大学野球は、高校野球界でチームの中心選手の集まり。

その中で、大学ではチャンスをつかめず気持ちが折れてしまう選手も多くいると思います。


しかし、ライトレ生は、最後まで頑張り抜いてくれました。

結果がでない時に、正直、電話などで心が折れかかってるなと感じる時もありました。

調子が悪いのに加えてケガまでしてしまい、辛い日々を過ごしたと思います。

自分もトレーナーとしてサポートしてあげたい気持ちはすごくありましたが、今回はぐっと我慢して、あえてサポートしないという選択をしました。

なぜ、そのような選択をしたかというと、選手自身が自分で動いて色々考えて行動し乗り越えることが、今後の野球人生に、いや人生そのもので大きな経験になると思ったからです。

自分自身、ジム(ライトレ)に通ってくれる方々とのトレーニングがあるため、サポートする時間を多くとることはできません。

大学には別にサポートして下さる方がいるし、寮の近くには治療院なども存在します。

自分を頼ってくれるのはとてもありがたいし、嬉しく思うのですが、中途半端なサポートになるぐらいなら、選手自身が自分で考えて行動し、色んなサポートしてくださる方々と信頼関係を築いてほしいと思いました。


野球に対して真剣に向き合える選手なので、環境を自分でつくることができたら、必ず良くなると思っていました。

実際に話をするなかで、色んな方々が彼に対してすごくサポートをしてくれました。

そして、彼はケガから復帰し、結果を残し始めました。

電話で話す言葉も内容からも、大きなものを掴んだなと思いました。

そして、最後のシーズン‼️
勝ち星を重ね、優勝の瞬間に登板するなど活躍してくれました。

彼自身が、自分自身で乗り越えた試練。
彼自身は周りの方々に感謝の気持ちを忘れない選手なので、自分の力でとは思っていないとは思いますが、ホントに良く頑張ったと思います。

今回は、自分の選択が正しかったのかどうかはわかりませんが、ホントに良い経験をさせて頂きました。

全国大会が終われば、来春からは新しいチームでの新たな挑戦が始まります。

今回の経験が必ずいきてくると思います。
まだまだ大きく成長して、すごい選手になると信じています。

全国大会でも大暴れしてきて下さい。

応援しています。

Posted by ライトレ at 00:28

Conditioning trainer

宇野健太郎

コンディショニングトレーナーである宇野健太郎の写真

トップ女子ゴルファー専属トレーナーなど、数多くの実績を持つ

コンディショニングトレーナー宇野健太郎

が直接指導。
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